巻頭言 研究発表会の開催を経験して

2023年11月9日~10日の日程で開催されました日本保健物理学会第56回研究発表会は, ご存知の通り, 国際放射線防護委員会ICRPの第7回国際シンポジウム(ICRP2023), 日本放射線影響学会第66回大会と並行して, グランドニッコー東京台場ホテルにて行われました. これまで, 当学会は通常の研究発表会, (一社)日本放射線安全管理学会との合同大会は経験していましたが, このように3つの関連会議と併催するのは初の取組みであったと思います. メールフォルダを見返すと, 2020年12月にICRP主委員会委員の甲斐倫明先生から届いたメールが始まりのようです. ICRP2023が上述のような...

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Published in保健物理 Vol. 58; no. 4; pp. 199 - 200
Main Author 佐々木道也
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本保健物理学会 01.12.2023
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ISSN0367-6110

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Summary:2023年11月9日~10日の日程で開催されました日本保健物理学会第56回研究発表会は, ご存知の通り, 国際放射線防護委員会ICRPの第7回国際シンポジウム(ICRP2023), 日本放射線影響学会第66回大会と並行して, グランドニッコー東京台場ホテルにて行われました. これまで, 当学会は通常の研究発表会, (一社)日本放射線安全管理学会との合同大会は経験していましたが, このように3つの関連会議と併催するのは初の取組みであったと思います. メールフォルダを見返すと, 2020年12月にICRP主委員会委員の甲斐倫明先生から届いたメールが始まりのようです. ICRP2023が上述のような併催形式を予定していることを伺い, 個人的に楽しみにはしていましたが, しばらくしてから, 当時の当学会会長であった吉田浩子先生と甲斐倫明先生から研究発表会大会長を打診されました. 大きなイベントの一部を担う責務を全うできるか悩みましたが, 力不足を理解した上で最終的にはお引き受けいたしました.
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