追想 : 第57回 "お祭り" 年会@宮崎
この原稿を執筆している2020年3月上旬は, 新型コロナウイルスの感染拡大で学術会議の中止が相次いでいる. 準備されてきた方々は無念に違いない. 一方, 私は実に恵まれていたものだとつくづく思う. "あの"第57回日本生物物理学会年会(宮崎年会)に年会長として携わることができたのだから. 宮崎年会は2019年9月24日(火)から26日(木)の3日間, 宮崎市のフェニックス・シーガイア・リゾートで開催された. 何故, 宮崎なのか? 通常は年会実行担当の学会支部がある都道府県(今回は大阪)に会場を設定するものだが, そんな慣例に囚われる必然性は無いと思った. 何よりも重要なのは...
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Published in | 生物物理 Vol. 60; no. 3; pp. 192 - 193 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本生物物理学会
25.05.2020
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0582-4052 |
Cover
Summary: | この原稿を執筆している2020年3月上旬は, 新型コロナウイルスの感染拡大で学術会議の中止が相次いでいる. 準備されてきた方々は無念に違いない. 一方, 私は実に恵まれていたものだとつくづく思う. "あの"第57回日本生物物理学会年会(宮崎年会)に年会長として携わることができたのだから. 宮崎年会は2019年9月24日(火)から26日(木)の3日間, 宮崎市のフェニックス・シーガイア・リゾートで開催された. 何故, 宮崎なのか? 通常は年会実行担当の学会支部がある都道府県(今回は大阪)に会場を設定するものだが, そんな慣例に囚われる必然性は無いと思った. 何よりも重要なのは実行委員や協賛企業, アルバイトを含む年会参加者全員が年会を存分に楽しみ交流することにあるはずである. そこで, 「年会参加者の, 年会参加者による, 年会参加者のための交流の場」を実現するべく, 年会のコンセプトを思い切って「祭り」とし, メインビジュアルもそれに沿ってデザインした. |
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ISSN: | 0582-4052 |