「関連する学会」の活動状況 第46回日本平衡神経科学会

日本平衡神経科学会では水越鉄理運営委員長が, 第46回学会 (昭和62年11月19-21日, 神戸市) をもって任期満了となり, 新運営委員長として原田康夫教授 (広島大) が選出された. 水越委員長の任期中の総決算として徳増教授 (北里大) を長として「平衡機能検査基準化案」がまとめられ, また小松崎教授 (東邦大) を長として「診断基準統一化案」も提出され, 本学会誌Equilibrium Research誌vol.47 (昭63年) の第2号 (6月頃発刊予定) に掲載される予定となっている. この2つの事業は本学会の永年の懸案事項であり, まだまだ異論もあるかも知れないけれども一応の道...

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Published in日本耳鼻咽喉科学会会報 Vol. 91; no. 2; pp. 308 - 309
Main Author 雲井健雄
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本耳鼻咽喉科学会 20.02.1988
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Summary:日本平衡神経科学会では水越鉄理運営委員長が, 第46回学会 (昭和62年11月19-21日, 神戸市) をもって任期満了となり, 新運営委員長として原田康夫教授 (広島大) が選出された. 水越委員長の任期中の総決算として徳増教授 (北里大) を長として「平衡機能検査基準化案」がまとめられ, また小松崎教授 (東邦大) を長として「診断基準統一化案」も提出され, 本学会誌Equilibrium Research誌vol.47 (昭63年) の第2号 (6月頃発刊予定) に掲載される予定となっている. この2つの事業は本学会の永年の懸案事項であり, まだまだ異論もあるかも知れないけれども一応の道標が示されたものとして, 本学会のみならず今日の医学会に大きく貢献するものと考える. また近く「用語解説集」も発行される予定もあり日耳鼻学会に寄与するところ大であると考えられる.
ISSN:0030-6622