学術集会は表舞台, 学会誌は屋台骨

本学会は1983(昭和58)年2月26日に大分市で開催された第1回口腔腫瘍懇話会を前身として誕生しました. 「口腔癌の自験例を持ち寄って, 勉強会をしよう」というのが設立の基本理念であったように聞いています. 以来, 早いもので来年は25周年の四半世紀を, また5年遅れて発刊を開始した学会誌も20周年の成人式をそれぞれ迎えます. その間, 研究会を経て学会となり, 諸規約が逐次整備されつつ徐々に学術団体としての体制が確立されてきました. そして今年07年2月に, 私・山本が初の選挙規定に則って, 4代目の理事長に選ばれました. 会員の先生方からの負託の大きさに責任の重さを感じておりますが, ま...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本口腔腫瘍学会誌 Vol. 19; no. 3; pp. 209 - 210
Main Author 山本悦秀
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本口腔腫瘍学会 2007
Online AccessGet full text

Cover

Loading…
More Information
Summary:本学会は1983(昭和58)年2月26日に大分市で開催された第1回口腔腫瘍懇話会を前身として誕生しました. 「口腔癌の自験例を持ち寄って, 勉強会をしよう」というのが設立の基本理念であったように聞いています. 以来, 早いもので来年は25周年の四半世紀を, また5年遅れて発刊を開始した学会誌も20周年の成人式をそれぞれ迎えます. その間, 研究会を経て学会となり, 諸規約が逐次整備されつつ徐々に学術団体としての体制が確立されてきました. そして今年07年2月に, 私・山本が初の選挙規定に則って, 4代目の理事長に選ばれました. 会員の先生方からの負託の大きさに責任の重さを感じておりますが, まずは本会設立後の運営, 整備に尽力してこられた清水正嗣, 小浜源郁, 岡部貞夫の3代の理事長先生並びに歴代の総会長はじめ多くの諸先輩に深謝致します. 現在, 会員数は約1200名で, 口腔外科を中心に歯科放射線, 口腔病理の各専門家等により構成されており, 口腔外科関連学会としては中規模ですが, 取り扱う範囲の広さや内容の深さからは, 大変重要な位置にあると言えます.
ISSN:0915-5988