2. メガネ型ウェラブルセンサーを使用したランニングフォーム解析のためのアルゴリズム作成の試み

「目的」ランニングは最も基本的なスポーツの練習方法であり, 多くのアスリートがランニングを日常的に行っている. 最近, ランニングフォームとスポーツ障害の関係について調べたいくつかの報告がされている. これらのランニングフォームの解析は, ランニング障害予防につながる可能性を持つことが予想され, 極めて重要なことと認識されてきている. また, 長距離走選手では競技レベルとレクリエーションレベルでランニングフォームが異なることが報告されているおり, ランニングフォームはパフォーマンスにも影響を与えることが報告されている. ランニングパフォーマンスを高めるうえでも, ランニングフォームの解析は重要...

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Published in日本臨床スポーツ医学会誌 Vol. 27; no. 3; pp. 414 - 417
Main Authors 橋本健史, 大谷俊郎, 勝川史憲, 木畑実麻
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本臨床スポーツ医学会 30.08.2019
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ISSN1346-4159

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Summary:「目的」ランニングは最も基本的なスポーツの練習方法であり, 多くのアスリートがランニングを日常的に行っている. 最近, ランニングフォームとスポーツ障害の関係について調べたいくつかの報告がされている. これらのランニングフォームの解析は, ランニング障害予防につながる可能性を持つことが予想され, 極めて重要なことと認識されてきている. また, 長距離走選手では競技レベルとレクリエーションレベルでランニングフォームが異なることが報告されているおり, ランニングフォームはパフォーマンスにも影響を与えることが報告されている. ランニングパフォーマンスを高めるうえでも, ランニングフォームの解析は重要であるといえる. ランニングフォームの解析は, これまで, 反射マーカーを身体に貼付して用いるモーションキャプチャー(以下, MC)や床反力計が主に用いられてきた.
ISSN:1346-4159