8 小児外傷性胃破裂の1例

【症例】8歳, 男児. 【主訴】腹部を自転車ハンドルで強打. 【現病歴】2008年5月6日自転車で転倒し腹部を強打, 当院に救急搬送された. 腹部CTで腹壁破裂, 上部消化管穿孔と診断, 緊急手術となった. 【手術所見】胃前後壁に各5cmの穿孔部, 無回転型腸回転異常を認め, 穿孔部閉鎖・虫垂切除・腹腔ドレナージを施行. 【経過】3POD経口摂取開始, 4POD創感染を認めた. 10POD他に合併症なく自宅近くの病院に転院となった....

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Published in信州医学雑誌 Vol. 56; no. 6; p. 416
Main Authors 田上創一, 宗像康博, 岡田正夫, 濱田浄司, 関野康, 佐近雅宏, 沖田浩一, 高田学, 関仁誌, 林賢
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 信州医学会 2008
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Summary:【症例】8歳, 男児. 【主訴】腹部を自転車ハンドルで強打. 【現病歴】2008年5月6日自転車で転倒し腹部を強打, 当院に救急搬送された. 腹部CTで腹壁破裂, 上部消化管穿孔と診断, 緊急手術となった. 【手術所見】胃前後壁に各5cmの穿孔部, 無回転型腸回転異常を認め, 穿孔部閉鎖・虫垂切除・腹腔ドレナージを施行. 【経過】3POD経口摂取開始, 4POD創感染を認めた. 10POD他に合併症なく自宅近くの病院に転院となった.
ISSN:0037-3826