8. 平成15年度(2003年度)JA 長野厚生連胃集検の成績

JA 長野厚生連では, 住民と職域を対象に検診車による胃集検を, 健康管理センター(佐久総合病院内)およびその他10病院で実施している. 平成15年度は12,529人(男性6,050, 女性6,479)が受検した. 発見胃がんは21例(発見率0.168%)であった. 受検歴との関連をみると, 初回受検者は2,039人中がん5例, 受検歴はあるが前年は未受検3,032人中5例, 前年受検7,458人中11例であった. 手術所見では, 占拠部位:U4例, M10例, L4例, 不詳3例. 大きさ:~10mm5例(早期がん5), 11~20 5例(4), 21~30 4例(3), 31~4例(1)で...

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Published in日本農村医学会雑誌 Vol. 54; no. 5; p. 780
Main Authors 李思元, 夏川周介, 小山恒男, 臼井健二, 橋本晋一, 石黒淳, 熊木俊成, 清水慎介, 西村博行, 宮本英雄, 田尻和男, 伊沢真, 今井俊輔, 川手裕義, 池野龍雄, 小松修, 黒岩靖, 横田等, 武田隆次, 青木君代, 植木重治
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本農村医学会 2006
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Summary:JA 長野厚生連では, 住民と職域を対象に検診車による胃集検を, 健康管理センター(佐久総合病院内)およびその他10病院で実施している. 平成15年度は12,529人(男性6,050, 女性6,479)が受検した. 発見胃がんは21例(発見率0.168%)であった. 受検歴との関連をみると, 初回受検者は2,039人中がん5例, 受検歴はあるが前年は未受検3,032人中5例, 前年受検7,458人中11例であった. 手術所見では, 占拠部位:U4例, M10例, L4例, 不詳3例. 大きさ:~10mm5例(早期がん5), 11~20 5例(4), 21~30 4例(3), 31~4例(1)であった. 受検者は平成元年の2万人をピークに年々減少の傾向にはあるが, 21例の胃がんが発見されたことを考えると, 今後も実施していく意義は十分あると思われる.
ISSN:0468-2513