2. マルチヘリカルCT検診車による胸部検診の試み

近年, 肺がんが全がんの死亡者の第1位になり, 今後も増加が予想され, 肺がんの早期発見が急務とされている. 当センターでは, 平成15年2月にマルチヘリカルCT検診車を導入し, 以来肺がん検診を実施している. 今回, マルチヘリカルCTによる肺がん検診の現状とシステムの構成について報告を行った. マルチヘリカルCTの導入により微小な肺がんが発見されることが予想され, 今後, X線撮影を中心とした検査法から, CTを中心とした検査法に移行していくのではないかと考えられる....

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Published in日本農村医学会雑誌 Vol. 53; no. 1; p. 84
Main Authors 島津成章, 梶原篤, 山内喜志男, 木村浩之, 三宅隆, 田中伸司
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本農村医学会 2004
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Summary:近年, 肺がんが全がんの死亡者の第1位になり, 今後も増加が予想され, 肺がんの早期発見が急務とされている. 当センターでは, 平成15年2月にマルチヘリカルCT検診車を導入し, 以来肺がん検診を実施している. 今回, マルチヘリカルCTによる肺がん検診の現状とシステムの構成について報告を行った. マルチヘリカルCTの導入により微小な肺がんが発見されることが予想され, 今後, X線撮影を中心とした検査法から, CTを中心とした検査法に移行していくのではないかと考えられる.
ISSN:0468-2513