27. 当院における外来糖尿病患者の知識の現状

糖尿病は一生自己管理が必要な疾患であり, 患者自身が正しい生活習慣を身につけ, それを持続させていかなければならない. 今回当院内科外来通院糖尿病患者に, 糖尿病の知識についてのアンケート調査を行い, 現状を明らかにし, 今後の指導方法を検討した. その結果, 糖尿病と診断されたできるだけ早い時期に必要な知識を提供することが重要である. また糖尿病教育入院により知識の向上が得られる. しかし知識があっても行動が伴わなければコントロールが難しいことがあるという点が明らかになった....

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Published in日本農村医学会雑誌 Vol. 50; no. 5; p. 728
Main Authors 濱口珠美, 長瀬紀代子, 太田美智子, 福山幸子, 渡辺裕子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本農村医学会 2002
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Summary:糖尿病は一生自己管理が必要な疾患であり, 患者自身が正しい生活習慣を身につけ, それを持続させていかなければならない. 今回当院内科外来通院糖尿病患者に, 糖尿病の知識についてのアンケート調査を行い, 現状を明らかにし, 今後の指導方法を検討した. その結果, 糖尿病と診断されたできるだけ早い時期に必要な知識を提供することが重要である. また糖尿病教育入院により知識の向上が得られる. しかし知識があっても行動が伴わなければコントロールが難しいことがあるという点が明らかになった.
ISSN:0468-2513