第26回日本脳卒中の外科研究会 第5回国際脳卒中外科ワークショップ

第26回日本脳卒中の外科研究会 (会長 : 福井仁士, 九州大学医学部教授) は, 平成9年3月2日 (日) 福岡市シーホークホテルにて, 約650名の会員参加のもと盛況に開催された. 本来は2日間の会期であるが, 第5回国際脳卒中外科ワークショップ・第22回日本脳卒中学会が引き続き同会場で開催されるため, ビデオとポスターで200題の演題が3会場同時進行で行われ, ポスター発表も時間をとって行われた. ランチョンセミナーでは, 「脳虚血の外科治療」としてドイツSchmiedek先生が, 「脳動脈瘤の治療」では福島孝徳先生が, 「脳血管の解剖と画像診断」では新ユーゴスラビアMarinkovic...

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Published in脳卒中の外科 Vol. 25; no. 3; pp. 235 - 237
Main Author 池崎清信
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本脳卒中の外科研究会 31.05.1997
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ISSN0914-5508

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Summary:第26回日本脳卒中の外科研究会 (会長 : 福井仁士, 九州大学医学部教授) は, 平成9年3月2日 (日) 福岡市シーホークホテルにて, 約650名の会員参加のもと盛況に開催された. 本来は2日間の会期であるが, 第5回国際脳卒中外科ワークショップ・第22回日本脳卒中学会が引き続き同会場で開催されるため, ビデオとポスターで200題の演題が3会場同時進行で行われ, ポスター発表も時間をとって行われた. ランチョンセミナーでは, 「脳虚血の外科治療」としてドイツSchmiedek先生が, 「脳動脈瘤の治療」では福島孝徳先生が, 「脳血管の解剖と画像診断」では新ユーゴスラビアMarinkovic先生が招待演者として, 最新の話題について興味深い講演をなされた. やはりなんと言っても聴衆が多かったのは, 動脈瘤のセッションであった. 治療困難な動脈瘤に対して, 血管内外科との併用, 脳保護の目的での低体温下手術, 頭蓋底外科, 内視鏡下手術などが行われている.
ISSN:0914-5508