20. 健康管理体制改善事業場における健康教育活動について

【方法】 健康管理体制が整備されていなかった分散型事業場に対して, 健診の意義・体重コントロールの重要性・生活習慣改善の重要性・食生活のポイントや運動の工夫・生活習慣改善のコツ等について約45分の健康教育を初めて実施した. 【結果】 33拠点実施. 社員参加率は68.5%であり, 社員以外も多数参加した. 859名のアンケート結果(回収率98.3%)では, ほぼ全員が講義内容は「わかった・だいたいわかった」と回答, 講義時間も89.9%で妥当と回答した. 参考になった内容は多岐にわたっており, 性・年齢による差は認めなかった. 82.7%が今後も是非健康教育を継続してほしいと回答した. 【まと...

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Published in産業衛生学雑誌 Vol. 51; no. 5; p. 87
Main Authors 山田美和, 中西麻由子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本産業衛生学会 2009
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Summary:【方法】 健康管理体制が整備されていなかった分散型事業場に対して, 健診の意義・体重コントロールの重要性・生活習慣改善の重要性・食生活のポイントや運動の工夫・生活習慣改善のコツ等について約45分の健康教育を初めて実施した. 【結果】 33拠点実施. 社員参加率は68.5%であり, 社員以外も多数参加した. 859名のアンケート結果(回収率98.3%)では, ほぼ全員が講義内容は「わかった・だいたいわかった」と回答, 講義時間も89.9%で妥当と回答した. 参考になった内容は多岐にわたっており, 性・年齢による差は認めなかった. 82.7%が今後も是非健康教育を継続してほしいと回答した. 【まとめ】 健康情報があふれている現在でも, 各々気に留めるものがあったと思われる. メタボリック症候群が話題になる中, 健康に対する関心が芽生え, 幅広い層で健康教育を受け入れやすい土壌があったものと推察する.
ISSN:1341-0725
1349-533X