肺門型扁平上皮癌と小細胞癌の同時性二重癌の1例

症例は65歳男性で, 左上区原発の小細胞癌(c-T_3 N_2 M_0 )の精査中, cx-p及びCTでoccultの右B^1 扁平上皮癌が発見された. 小細胞癌の治療が優先すると判断し, CBDCA-VP16による化学療法施行中であるが, 2クール終了時点で小細胞癌がPR, 扁平上皮癌はCRとなった. 同時性の肺重複癌の治療について考察を加えた....

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Published in気管支学 Vol. 16; no. 4; p. 423
Main Authors 国頭英夫, 永友章, 田中希代子, 渡辺古志郎, 佐野仁勇, 中村宣生
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本気管支学会 1994
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Summary:症例は65歳男性で, 左上区原発の小細胞癌(c-T_3 N_2 M_0 )の精査中, cx-p及びCTでoccultの右B^1 扁平上皮癌が発見された. 小細胞癌の治療が優先すると判断し, CBDCA-VP16による化学療法施行中であるが, 2クール終了時点で小細胞癌がPR, 扁平上皮癌はCRとなった. 同時性の肺重複癌の治療について考察を加えた.
ISSN:0287-2137