3. 新潟県におけるI&A

【新潟県でのI&Aの経緯】新潟県でのI&Aの本格的な動きは2003年12月県内輸血勉強会の特別講演として県外より講師を招きI&Aの紹介を受けたことに始まる. 翌2004年6月, 第52回日本輸血学会総会I&Aインスペクター教育講習会に県内から3名が参加し, 7月には認定医3名認定技師5名からなる新潟県I&A委員会が発足した. 2005年2月, 前年インスペクター講習を受講した技師の施設が県内初のI&Aを受審. 同年3月新潟県輸血フォーラム2005/第19回新潟輸血研究会においては, 輸血の安全保障面からI&Aの必要性が紹介された. 同年5...

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Published in日本輸血細胞治療学会誌 Vol. 53; no. 6; p. 631
Main Authors 酒井由美子, 笠井恵美子, 松山雄一, 榎本新一, 張高明, 小池正, 鈴木美登利
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本輸血・細胞治療学会 2007
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ISSN1881-3011

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Summary:【新潟県でのI&Aの経緯】新潟県でのI&Aの本格的な動きは2003年12月県内輸血勉強会の特別講演として県外より講師を招きI&Aの紹介を受けたことに始まる. 翌2004年6月, 第52回日本輸血学会総会I&Aインスペクター教育講習会に県内から3名が参加し, 7月には認定医3名認定技師5名からなる新潟県I&A委員会が発足した. 2005年2月, 前年インスペクター講習を受講した技師の施設が県内初のI&Aを受審. 同年3月新潟県輸血フォーラム2005/第19回新潟輸血研究会においては, 輸血の安全保障面からI&Aの必要性が紹介された. 同年5月第53回日本輸血学会総会I&Aインスペクター教育講習会に3名参加. その時受講した技師の施設2施設が2005年9月及び2006年7月にI&Aを受審した. 現在, 複数施設がI&A受審を検討している状況である. 【まとめ】新潟県におけるI&Aの始動は遅く, 2003年末からであったが, その後現在までに6名がインスペクター講習を受講し, そのうちの3名のインスペクターが自施設を整備しI&Aを受審するに至っている.
ISSN:1881-3011