“日本人に発見された-D-(R^0 )型の1例”へ補足
その後, 発端者の同胞, 夫および子供, 計5名の血液型を検査し得たので, その結果を図1につぎのように補足する. II-7(発端者の夫)O, CDe/τDE II-9(発端者の弟)O, -D-/-D- III-11(発端者の次女)B, τDE/-D- III-14(発端者の3女)O, CDe/-D- III-15(発端者の4女)B, CDe/-D- なお発端者の両親の血液型を誤まって記載したので, 父(I-1)B CDe/-D-, 母(I-2)OτDE/-D-と訂正する. 2.に対する追加“まれなRh式-D-(R^0 )型の1家系例” 日大医輸血センター 山口康夫・田中忍・辻好克 東京医歯大...
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Published in | 日本輸血学会雑誌 Vol. 12; no. 1; pp. 127 - 128 |
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Main Authors | , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本輸血学会
1965
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Summary: | その後, 発端者の同胞, 夫および子供, 計5名の血液型を検査し得たので, その結果を図1につぎのように補足する. II-7(発端者の夫)O, CDe/τDE II-9(発端者の弟)O, -D-/-D- III-11(発端者の次女)B, τDE/-D- III-14(発端者の3女)O, CDe/-D- III-15(発端者の4女)B, CDe/-D- なお発端者の両親の血液型を誤まって記載したので, 父(I-1)B CDe/-D-, 母(I-2)OτDE/-D-と訂正する. 2.に対する追加“まれなRh式-D-(R^0 )型の1家系例” 日大医輸血センター 山口康夫・田中忍・辻好克 東京医歯大法医 中嶋八良 わが国でも現在までRh式-D-(R^0 )型が5例ほど発見されているが, わたくしたちも最近新生児重症黄疸で第2子を失なった女の血液型検査からこの1家系をみいだしたので追加報告する. 発端者はAB型, -D-/-D-で抗E, 抗c, 抗C-c, 抗Ee抗体が検出された. 両親はすでに死亡しているが, 父A, CDe/-D-, 母B, CDe/-D-と推定され, “いとこ”の近親結婚であった. 他の同胞(男5名, 女1名)は何れもAB型で-D-/-D-…1, CDe/-D-…2, CDe/CDe…2, CDe/-D- or CDe/-D-…1であった. |
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ISSN: | 0546-1448 |