これからの臨床実習と学生評価の視点
英国では, 理学療法コースの臨床実習は最低1, 000時間(34週), 米国でも1, 136時間(27. 5週)(1999-2000年実績)なのに対し, 日本の指定規則では, 最低18単位(810時間)18週であり, 諸外国と比べ臨床実習の時間期間が極端に短いのが特徴である. しかし, 医学健康科学教育における世界的な潮流は, 臨床教育重視のカリキュラムとなっており, 日本の臨床実習は時間, 内容ともに見直しが必要と思われる. シンポジウムでは, 英国の臨床教育にも触れながら, これからの臨床実習と学生評価について考えていることを述べてみたい....
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Published in | 理学療法学 Vol. 29; no. suppl-3; p. 77 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本理学療法士協会
2002
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0289-3770 |
Cover
Summary: | 英国では, 理学療法コースの臨床実習は最低1, 000時間(34週), 米国でも1, 136時間(27. 5週)(1999-2000年実績)なのに対し, 日本の指定規則では, 最低18単位(810時間)18週であり, 諸外国と比べ臨床実習の時間期間が極端に短いのが特徴である. しかし, 医学健康科学教育における世界的な潮流は, 臨床教育重視のカリキュラムとなっており, 日本の臨床実習は時間, 内容ともに見直しが必要と思われる. シンポジウムでは, 英国の臨床教育にも触れながら, これからの臨床実習と学生評価について考えていることを述べてみたい. |
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ISSN: | 0289-3770 |