理学療法学科学生及び理学療法士の学習動機形態について

学習動機に関しては学校教育の範囲に止まらず, 生涯教育を必要とする臨床においても根本的な問題といえる. しかし, 理学療法領域における学習動機に関する文献の多くは, 臨床(見学)実習後の学習意欲面を問題としており, 各個人の学習に対する考え方等, 本来の意味での学習動機を考慮していない場合が多い. 今回の目的は, 学習動機の実体, それに影響を及ぼす因子を検討し, 学内教授方法のあり方を探る基礎的材料とすることにある....

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Published in理学療法学 Vol. 25; no. suppl-2; p. 99
Main Authors 敷地雄一, 宮本省三, 森岡周, 小野美紀, 板場英行
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1998
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Summary:学習動機に関しては学校教育の範囲に止まらず, 生涯教育を必要とする臨床においても根本的な問題といえる. しかし, 理学療法領域における学習動機に関する文献の多くは, 臨床(見学)実習後の学習意欲面を問題としており, 各個人の学習に対する考え方等, 本来の意味での学習動機を考慮していない場合が多い. 今回の目的は, 学習動機の実体, それに影響を及ぼす因子を検討し, 学内教授方法のあり方を探る基礎的材料とすることにある.
ISSN:0289-3770