脳卒中片麻痺者のプラスチック短下肢装具と足圧中心偏位の関係

我々は, 脳卒中片麻痺者の歩行自立度が立位及び坐位での側方移動とステップ肢位での後方移動に関係があることを第29・30・31回本学会で発表した. しかし, 装具による影響については明確でなかった. 今回, プラスチック短下肢装具(SHB)装着の有無による足圧中心偏位の影響を調べ再考する目的で, SHB装着時と非装着時に立位重心動揺を測定し両者間を歩行自立度(FIM)別に比較検討したので報告する....

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Bibliographic Details
Published in理学療法学 Vol. 25; no. suppl-2; p. 79
Main Authors 権藤要, 稲村一浩, 平木治朗
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1998
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ISSN0289-3770

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Summary:我々は, 脳卒中片麻痺者の歩行自立度が立位及び坐位での側方移動とステップ肢位での後方移動に関係があることを第29・30・31回本学会で発表した. しかし, 装具による影響については明確でなかった. 今回, プラスチック短下肢装具(SHB)装着の有無による足圧中心偏位の影響を調べ再考する目的で, SHB装着時と非装着時に立位重心動揺を測定し両者間を歩行自立度(FIM)別に比較検討したので報告する.
ISSN:0289-3770