長崎市に於ける訪問看護ステーションの現状と訪問リハの関わり

近年, 地域リハ活動の急速な発展に伴い, 地域特有の社会サービスが障害者児・高齢者の日々の生活を支援している. 現在活動している様々な社会サービスの中で訪問リハは, 在宅生活の援助や社会的生活の向上を目的とし, 生活の再構築や生活空間の拡大, 地域との交流といった家庭生活から社会生活までの幅広い視点を持った援助内容が望まれる. この様な中で長崎市(人口43万人)においては, 現在6施設の訪問看護ステーション(以下, ステーション)が活動しており, その内常勤のOTと兼任のPTが1施設, 他の3施設ではPTが兼任として訪問リハを実施している. 今回, 市内全6ステーションに於ける利用者の現状につ...

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Published in理学療法学 Vol. 24; no. suppl-2; p. 36
Main Authors 小泉徹児, 井手伸二, 金城あづさ, 本田憲一, 中島久美, 栗原正紀
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1997
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ISSN0289-3770

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Summary:近年, 地域リハ活動の急速な発展に伴い, 地域特有の社会サービスが障害者児・高齢者の日々の生活を支援している. 現在活動している様々な社会サービスの中で訪問リハは, 在宅生活の援助や社会的生活の向上を目的とし, 生活の再構築や生活空間の拡大, 地域との交流といった家庭生活から社会生活までの幅広い視点を持った援助内容が望まれる. この様な中で長崎市(人口43万人)においては, 現在6施設の訪問看護ステーション(以下, ステーション)が活動しており, その内常勤のOTと兼任のPTが1施設, 他の3施設ではPTが兼任として訪問リハを実施している. 今回, 市内全6ステーションに於ける利用者の現状について調査を行い, 長崎市の現状と訪問リハの関わりについて検討したので報告する.
ISSN:0289-3770