世界体操競技選手権鯖江大会にむけての福井県理学療法士会の取組み

1995年10月に開催された「'95世界体操選手権鯖江大会」(以下大会)における福井県理学療法士会(以下士会)としての取り組みについて, 問題点とその解決策をあげ, 反省と若干の考察を加え報告する. 1993年12月, 大会本部が設置された鯖江市より士会に対して正式に, ウォームアップ会場内に, 医事係として理学療法室開設を依頼され, 士会として大会準備委員会を発足させた. 当初より, 広く協会会員に協力を求めるか等論議されたが, 他の国際スポーツ大会と比較し単独競技であり, 大会規模もが約1/10である事を考慮し, 大会本部との協議から士会の出来る範囲内で運営にあたる事になった....

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Published in理学療法学 Vol. 23; no. suppl-2; p. 462
Main Authors 中島邦博, 伊藤康信, 嶋田誠一郎, 小林義文, 清水義昭, 松山俊也, 斉藤幸江, 荒川修身, 山本進, 佐野海樹, 達川仁路
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1996
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Summary:1995年10月に開催された「'95世界体操選手権鯖江大会」(以下大会)における福井県理学療法士会(以下士会)としての取り組みについて, 問題点とその解決策をあげ, 反省と若干の考察を加え報告する. 1993年12月, 大会本部が設置された鯖江市より士会に対して正式に, ウォームアップ会場内に, 医事係として理学療法室開設を依頼され, 士会として大会準備委員会を発足させた. 当初より, 広く協会会員に協力を求めるか等論議されたが, 他の国際スポーツ大会と比較し単独競技であり, 大会規模もが約1/10である事を考慮し, 大会本部との協議から士会の出来る範囲内で運営にあたる事になった. 11名の準備委員により大会本部との事務交渉, 計9回の研修会の実施, 大会期間中の物理療法機器の調達交渉等を行った.
ISSN:0289-3770