足関節・足部障害
足関節および足部は一対で58個の骨から構成され, 人体の骨の4分の1がこの部に集中している. したがって非常に複雑に機能している. 足関節・足部は機能的に一つの機能ユニットとして捉えられ, 単にその部位のみを捉えることには限界があり, それぞれの関節が相互に関連して機能している. 例えば足関節の背屈と足部外がえし運動, 足関節底屈運動と足部内がえし運動, 下肢の動きと足部の動きとの関連, 踵骨内外反と横足根関節部での足部の固定性・柔軟性の決定, 踵骨内外反と母趾の可動性の関係, 横アーチと趾屈曲運動の関係, 前足部開張と外反母趾との関係など足部の中で相互に関連して動きが生じている....
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Published in | 理学療法学 Vol. 21; no. suppl-3; p. 39 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本理学療法士協会
1994
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Summary: | 足関節および足部は一対で58個の骨から構成され, 人体の骨の4分の1がこの部に集中している. したがって非常に複雑に機能している. 足関節・足部は機能的に一つの機能ユニットとして捉えられ, 単にその部位のみを捉えることには限界があり, それぞれの関節が相互に関連して機能している. 例えば足関節の背屈と足部外がえし運動, 足関節底屈運動と足部内がえし運動, 下肢の動きと足部の動きとの関連, 踵骨内外反と横足根関節部での足部の固定性・柔軟性の決定, 踵骨内外反と母趾の可動性の関係, 横アーチと趾屈曲運動の関係, 前足部開張と外反母趾との関係など足部の中で相互に関連して動きが生じている. |
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ISSN: | 0289-3770 |