脳血管障害患者の入浴における問題について

昨年の報告にて在宅片麻痺患者のADLでは入浴が介助率の最も高い項目であり, さらに細かく検討していくことの必要性を報告した. これは入浴に関する問題が身体的能力のみではなく, 入浴指導, 家庭の浴室の構造的要素, 介護機器などの多方面におよんでいることに起因しているものと考えられる. 今回, 当院にてリハ施行した患者の家庭における入浴状況をアンケート調査し, 今後の入浴指導および環境整備について検討したので報告する....

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Published in理学療法学 Vol. 21; no. suppl-2; p. 228
Main Authors 濱本龍哉, 杉原時習, 中城雄一, 浅賀忠義
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1994
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Summary:昨年の報告にて在宅片麻痺患者のADLでは入浴が介助率の最も高い項目であり, さらに細かく検討していくことの必要性を報告した. これは入浴に関する問題が身体的能力のみではなく, 入浴指導, 家庭の浴室の構造的要素, 介護機器などの多方面におよんでいることに起因しているものと考えられる. 今回, 当院にてリハ施行した患者の家庭における入浴状況をアンケート調査し, 今後の入浴指導および環境整備について検討したので報告する.
ISSN:0289-3770