中高年者における胸郭拡張差による肺機能予測式の検討

肺機能検査は, スパイロメーターの普及によって従来より簡便になってきた. しかし, 検査には被検者の十分な協力を必要とし, 特に高齢者では理解力低下, 難聴などにより検査が困難な例をよく経験する. そこで今回われわれは, 40~86才までの健常中高年者200名を対象に, 形態, 肺機能, 胸郭拡張差を測定し, 重回帰分析にて肺機能の予測式をたて, 従来のものと比較検討したので報告する....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in理学療法学 Vol. 21; no. suppl-2; p. 144
Main Authors 田平一行, 鋤崎利貴, 山田奈美, 真鍋靖博, 干住秀明
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1994
Online AccessGet full text

Cover

Loading…
More Information
Summary:肺機能検査は, スパイロメーターの普及によって従来より簡便になってきた. しかし, 検査には被検者の十分な協力を必要とし, 特に高齢者では理解力低下, 難聴などにより検査が困難な例をよく経験する. そこで今回われわれは, 40~86才までの健常中高年者200名を対象に, 形態, 肺機能, 胸郭拡張差を測定し, 重回帰分析にて肺機能の予測式をたて, 従来のものと比較検討したので報告する.
ISSN:0289-3770