頭部外傷患者の粗大運動技能とADし能力の機能帰結

頭部外傷後の機能帰結について, 外国の報告はあるが, 我が国においては少ない. 当院は, 急性期治療を終え, 紹介入院した頭部外傷後の患者に対して, リハビリテーション医療(リハ医療)を行なっており, 粗大運動技能やADL能力について数値化して評価している. 今回, 頭部外傷後遺症の中でも特に粗大運動技能の障害とADL障害に注目し, それらと受傷からリハ医療開始までの期間との関係, 加えて粗大運動技能とADLとの関係について検討したので報告する....

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Published in理学療法学 Vol. 20; no. suppl-1; p. 199
Main Authors 澤田貴巳子, 富井豊人, 宮川ひろこ, 亀田美保, 清水智英子, 小賀野操, 藤野美和子, 牧野尚子, 武田康義, 天草万里, 半田健壽
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1993
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ISSN0289-3770

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Summary:頭部外傷後の機能帰結について, 外国の報告はあるが, 我が国においては少ない. 当院は, 急性期治療を終え, 紹介入院した頭部外傷後の患者に対して, リハビリテーション医療(リハ医療)を行なっており, 粗大運動技能やADL能力について数値化して評価している. 今回, 頭部外傷後遺症の中でも特に粗大運動技能の障害とADL障害に注目し, それらと受傷からリハ医療開始までの期間との関係, 加えて粗大運動技能とADLとの関係について検討したので報告する.
ISSN:0289-3770