Lifting動作の三次元的解析

腰痛はIifting動作に起因して生じる障害の中で最も高い比率を占めている. しかし, このlifting動作のmeechanismについては未だ十分に解明されていない. そこで本研究では重量物挙上時の適切な姿勢を求め, lifting動作時の腰椎肢位を三次元的にLumbar Motion Monitor(以下LMM)から, そして筋活動の変化については表面筋電図から検討した. また負荷重量を知らせず重量物をliftingさせた時の腰椎肢位と筋活動の変化に対しても検討を加え, 実際患者に指導し良好な結果を得たので報告する....

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Published in理学療法学 Vol. 20; no. suppl-1; p. 73
Main Authors 荒木秀明, 坂本三夏, 金沢浩, 山下智弘, 飯星雅朗, 成尾政圀, 小柳英一, 浦門操, 椎葉睦生, 田岡祐二
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1993
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ISSN0289-3770

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Summary:腰痛はIifting動作に起因して生じる障害の中で最も高い比率を占めている. しかし, このlifting動作のmeechanismについては未だ十分に解明されていない. そこで本研究では重量物挙上時の適切な姿勢を求め, lifting動作時の腰椎肢位を三次元的にLumbar Motion Monitor(以下LMM)から, そして筋活動の変化については表面筋電図から検討した. また負荷重量を知らせず重量物をliftingさせた時の腰椎肢位と筋活動の変化に対しても検討を加え, 実際患者に指導し良好な結果を得たので報告する.
ISSN:0289-3770