体幹筋における最大等尺性筋力と筋持続力の関係

近年健常者及び腰病者に対し, 多くの体幹筋力についての研究が報告されている. セラピストが, 筋力増強訓練を指導する上で, 腹筋筋力値, 背筋筋力値及び腹筋筋力, 背筋筋力比を知っておくことは重要と考える. 筋力増強法としては, 従来等尺性訓練, 等張性訓練, 等速性訓練などが行われているが, 訓練を行うに際し筋力測定値と共に筋持久性についても考慮し行う必要があると考える. 今回, 我々は20代の健常な男性の腹筋筋力, 背筋筋力を測定し, 最大筋力に対する相対的負荷法を用い, 最大作業時間を測定したので報告する....

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Published in理学療法学 Vol. 19; no. suppl; p. 269
Main Authors 永堀造男, 本岡博, 小林勝, 千賀達也, 林紀秀, 田中由美, 犬塚伊津恵, 谷渡秀一, 篠原豊, 河元岩男
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士協会 1992
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Summary:近年健常者及び腰病者に対し, 多くの体幹筋力についての研究が報告されている. セラピストが, 筋力増強訓練を指導する上で, 腹筋筋力値, 背筋筋力値及び腹筋筋力, 背筋筋力比を知っておくことは重要と考える. 筋力増強法としては, 従来等尺性訓練, 等張性訓練, 等速性訓練などが行われているが, 訓練を行うに際し筋力測定値と共に筋持久性についても考慮し行う必要があると考える. 今回, 我々は20代の健常な男性の腹筋筋力, 背筋筋力を測定し, 最大筋力に対する相対的負荷法を用い, 最大作業時間を測定したので報告する.
ISSN:0289-3770