痙直型脳性麻痺児の座位維持行動に関する規定要因の検討
遊びや食事など, 日常生活において座位姿勢を必要とする場面は多い. したがって, 特定の月齢を過ぎても座位が獲得できなければ, 一般的には, 特別な配慮が必要ということになり, 運動訓練が導入されることになる. しかしながら, 障害児の座位の獲得が一体いかなる要素に規定されているのかということに関してはほとんど明らかにされていないのが現状である. そこで, 本研究においては, 痙直型脳性麻痺児を対象に, その座位維持行動の獲得条件を姿勢反射および知的発達年齢との関連で整理したので報告する....
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Published in | 理学療法学 Vol. 18; no. suppl; p. 126 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本理学療法士協会
1991
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0289-3770 |
Cover
Summary: | 遊びや食事など, 日常生活において座位姿勢を必要とする場面は多い. したがって, 特定の月齢を過ぎても座位が獲得できなければ, 一般的には, 特別な配慮が必要ということになり, 運動訓練が導入されることになる. しかしながら, 障害児の座位の獲得が一体いかなる要素に規定されているのかということに関してはほとんど明らかにされていないのが現状である. そこで, 本研究においては, 痙直型脳性麻痺児を対象に, その座位維持行動の獲得条件を姿勢反射および知的発達年齢との関連で整理したので報告する. |
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ISSN: | 0289-3770 |