前十字靱帯再建術後に対する閉鎖性運動連鎖による訓練の効果
本研究の目的は, スクワット動作の定量化をもとにした前十字靱帯再建術後プログラムを実施した症例の筋力改善効果を示すことである. 最初に定量化を目的に前十字靱帯再建術後患者2例でモデル解析をおこない, スクワット動作時の膝関節伸展トルク値を計測した. それをもとにスクワット動作を主とした閉鎖性運動連鎖による訓練を前十字靱帯再建術後プログラムに難易度を考慮し段階的に取り入れ17例に実施し, 従来の等速度訓練を中心とした開放性運動連鎖による訓練によるプログラムを実施した11例と比較した. 術後約1年でみた筋力は, CKC_ex. 群で受傷側・非受傷側の伸展・屈曲共有意に改善しており, 閉鎖性運動連鎖...
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Published in | 理学療法科学 Vol. 11; no. 1; pp. 21 - 25 |
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Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
理学療法科学学会
1996
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Summary: | 本研究の目的は, スクワット動作の定量化をもとにした前十字靱帯再建術後プログラムを実施した症例の筋力改善効果を示すことである. 最初に定量化を目的に前十字靱帯再建術後患者2例でモデル解析をおこない, スクワット動作時の膝関節伸展トルク値を計測した. それをもとにスクワット動作を主とした閉鎖性運動連鎖による訓練を前十字靱帯再建術後プログラムに難易度を考慮し段階的に取り入れ17例に実施し, 従来の等速度訓練を中心とした開放性運動連鎖による訓練によるプログラムを実施した11例と比較した. 術後約1年でみた筋力は, CKC_ex. 群で受傷側・非受傷側の伸展・屈曲共有意に改善しており, 閉鎖性運動連鎖による訓練を中心とした新しいプログラムは有効と考えられた. |
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ISSN: | 1341-1667 |