随意可動型再生可能エネルギー火力発電システム

従来の火力発電所は、海辺や河川縁に広大な土地を必要としていたため、その立地が極めて困難であった。そして、多くの熱を海や河川に捨てることとなり、海水や河川水の水温を上昇する結果となって、漁業にも弊害を与えていた。そして、従来の火力発電所は、主として、化石燃料を使用していたため、地球温暖化を助長するうえ、微小粒子状物質による環境汚染の原因ともなっていた。そのうち、シェールガスやメタンハイドレートを含む天然ガスは、地中を掘削し、多量の水と化学物質を注入して加圧するため、近隣の井戸水からガスを吹き出し、井戸水の水質を汚染する環境汚染が発生していた。特に、メタンハイドレートは、掘削して加圧する場所が「大...

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Format Patent
LanguageJapanese
Published 10.12.2015
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Summary:従来の火力発電所は、海辺や河川縁に広大な土地を必要としていたため、その立地が極めて困難であった。そして、多くの熱を海や河川に捨てることとなり、海水や河川水の水温を上昇する結果となって、漁業にも弊害を与えていた。そして、従来の火力発電所は、主として、化石燃料を使用していたため、地球温暖化を助長するうえ、微小粒子状物質による環境汚染の原因ともなっていた。そのうち、シェールガスやメタンハイドレートを含む天然ガスは、地中を掘削し、多量の水と化学物質を注入して加圧するため、近隣の井戸水からガスを吹き出し、井戸水の水質を汚染する環境汚染が発生していた。特に、メタンハイドレートは、掘削して加圧する場所が「大地震の巣」と一致するため、それがキッカケとなって、大地震を誘発することが懸念されている。また、従来の「再生可能エネルギー発電システム」は、そのエネルギー源となる日射量や恒常的適速風量や適量降水量が天候に左右され易く、稼働率が低くなるため、電力を安定的に供給するには、至らなかった。本発明は、主として、太陽エネルギーを貯蔵した「貯蔵燃料」を、容易に、有効利用することを特徴とする火力発電システムで、燃料の有る所に、自ら移動して、センサーで燃料を的確に捉えて、自ら燃料を計量しながら、燃料の熱量に応じて、有効に運転できる「独自の変圧運転」により、太陽エネルギー貯蔵燃料による効率的な電気エネルギー変換の実現を可能とする。このとき、本発明は、多くの多種多様な雇用を創出し、経済的裾野を拡大しながら、景気浮上に貢献することにより、経済の成長をもたらすことを特徴とし、地域に新しい産業を育て、住民の雇用を確保しながら、地域の振興に寄与する。本発明は、自然の営みに順応し、自然を保護しながら、安全で永遠に枯渇することのない「発電システム」を提供するもので、人間の伴侶としての発電システムとして的確性をもち、原理的に、適切なコストでの安定供給が可能であり、農業や漁業のような「基幹産業」として、「自前の資源」を活用し、本質的に「自前のエネルギー」を生み出すことによって、現代人とその子孫の歩む道を切り開き、末永く人々の暮らしを豊かにするものと期待される。
Bibliography:Application Number: JP20130521653