Brucella abortus S19ワクチン接種ラクダにおけるサイトカインプロファイル解析
Brucella abortus S19(B. abortus S19)ワクチン株をラクダ7頭に接種し、Real-time PCR法によりサイトカインプロファイルを解析した。ワクチン接種6時間、48時間、1週、2週および3週後にサイトカインの定量を行った結果、ワクチン接種後1週目からIFN-γおよびIL-6が上昇した。IL-1α、IL-1β、TNFα、IL-2およびIL-4の推移に変化は認められなかった。今回の結果からB.abortus S19ワクチンによって細胞性免疫型(Th1)サイトカインであるIFN-γが誘導されることが示唆された。...
Saved in:
Published in | Journal of veterinary medical science Vol. 70; no. 2; pp. 197 - 201 |
---|---|
Main Authors | , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
01.02.2008
|
Online Access | Get full text |
ISSN | 0916-7250 |
Cover
Summary: | Brucella abortus S19(B. abortus S19)ワクチン株をラクダ7頭に接種し、Real-time PCR法によりサイトカインプロファイルを解析した。ワクチン接種6時間、48時間、1週、2週および3週後にサイトカインの定量を行った結果、ワクチン接種後1週目からIFN-γおよびIL-6が上昇した。IL-1α、IL-1β、TNFα、IL-2およびIL-4の推移に変化は認められなかった。今回の結果からB.abortus S19ワクチンによって細胞性免疫型(Th1)サイトカインであるIFN-γが誘導されることが示唆された。 |
---|---|
Bibliography: | ZZ00004754 761007 |
ISSN: | 0916-7250 |