乾乳前の削蹄が乳牛の生産性に及ぼす影響
乾乳前の削蹄が乳牛に及ぼす影響について調べるため、分娩60〜90日前に削蹄を行った10頭を削蹄群、無処置の52頭を対照群として用いた。分娩後の1日乳量は削蹄群で高値を示す傾向にあった。血中遊離脂肪酸濃度は分娩後0〜30日で削蹄群が有意な低値を、血糖値および糖利用率は有意な高値を示した。本研究の結果、乾乳前の削蹄は分娩前後のストレスを軽減させ栄養状態を保つことが示唆された。...
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Published in | Journal of veterinary medical science Vol. 70; no. 1; pp. 95 - 98 |
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Main Authors | , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
01.01.2008
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0916-7250 |
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Summary: | 乾乳前の削蹄が乳牛に及ぼす影響について調べるため、分娩60〜90日前に削蹄を行った10頭を削蹄群、無処置の52頭を対照群として用いた。分娩後の1日乳量は削蹄群で高値を示す傾向にあった。血中遊離脂肪酸濃度は分娩後0〜30日で削蹄群が有意な低値を、血糖値および糖利用率は有意な高値を示した。本研究の結果、乾乳前の削蹄は分娩前後のストレスを軽減させ栄養状態を保つことが示唆された。 |
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Bibliography: | ZZ00004754 760118 |
ISSN: | 0916-7250 |