乳牛からバイオプシーした肝臓由来ミクロソームを用いたエストラジオール17βグルクロン酸抱合能の測定

肝臓でのエストラジオール17βの代謝量増が乳牛の発情不明瞭等の主因とする仮説が提唱されているが、この仮説については肝臓内のUDP-グルクロン酸転移酵素によるグルクロン酸抱合能活性を経時的に調べて、さらに検討する必要がある。そこで新検査法開発の予備試験として、乳牛より生検した肝臓組織からミクロソームを調製し、試験管内で本酵素の活性をHPLCにより測定する小規模実験を実施したところ、良好な結果を得た。...

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Published inJournal of veterinary medical science Vol. 69; no. 5; pp. 557 - 559
Main Authors 角川, 博哉, 松本, 順也, 横田, 博
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 01.05.2007
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ISSN0916-7250

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Summary:肝臓でのエストラジオール17βの代謝量増が乳牛の発情不明瞭等の主因とする仮説が提唱されているが、この仮説については肝臓内のUDP-グルクロン酸転移酵素によるグルクロン酸抱合能活性を経時的に調べて、さらに検討する必要がある。そこで新検査法開発の予備試験として、乳牛より生検した肝臓組織からミクロソームを調製し、試験管内で本酵素の活性をHPLCにより測定する小規模実験を実施したところ、良好な結果を得た。
Bibliography:742618
ZZ00004754
ISSN:0916-7250