17.従業員のメンタルヘルスに関するニーズ調査~管理職と一般職の比較
【目的】職場における管理職と一般職のメンタルヘルスについての意識調査の相違を明らかにし, 産業保健における現状と今後の支援方法を検討することを目的として分析を行った. 【方法】某社1,259名を対象に, 自記式アンケートを用いて調査を行った. 分析は調査に同意が得られた1,202名(95.5%)のうち20歳代~50歳代の管理職523名(46. 7%), 一般職596名(53.3%)である. 調査項目は健康管理への関心(2項目), 精神保健行動(2項目)メンタルヘルスに関するニーズ(4項目)などである. 管理職と一般職を比較するためにMann-Whitney検定を行った. 【結果】管理職と一般職...
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Published in | 産業衛生学雑誌 Vol. 48; no. 5; pp. 197 - 198 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本産業衛生学会
20.09.2006
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Summary: | 【目的】職場における管理職と一般職のメンタルヘルスについての意識調査の相違を明らかにし, 産業保健における現状と今後の支援方法を検討することを目的として分析を行った. 【方法】某社1,259名を対象に, 自記式アンケートを用いて調査を行った. 分析は調査に同意が得られた1,202名(95.5%)のうち20歳代~50歳代の管理職523名(46. 7%), 一般職596名(53.3%)である. 調査項目は健康管理への関心(2項目), 精神保健行動(2項目)メンタルヘルスに関するニーズ(4項目)などである. 管理職と一般職を比較するためにMann-Whitney検定を行った. 【結果】管理職と一般職で比較すると健康への関心「身体への健康管理について」「心の健康管理について」の2項目で管理職に関心があると回答したものが多かった(p<0.05). その他の項目では2群間の相違はみられなかった. |
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ISSN: | 1341-0725 |