7. 胃癌病巣を伴った胃過形成性ポリープの2症例

1型早期癌はその組織発生から1型早期癌と, ポリポイド癌があり, その鑑別は深達度および発育進展に関し重要である. 胃過形成ポリープが癌化することは極めて稀であると考えられ, が, 我々はこれまでに癌病巣を有する胃過形成ポリープ2症例を経験したので報告する. 胃過形成ポリープの癌化に否定的な見解を持つ人もいると思われるが, これら2症例を供覧し文献的考察を加えたい. 【症例1】58歳男性 胃集検で胃体中部小彎に山田IVがたのポリープを発見され内視鏡的ポリペクトミーをうけた. 【症例2】62歳女性 胃集検で同様に見つけられ, 内視鏡的ポリペクトミーをうけた....

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Published inTHE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL Vol. 55; no. 4; pp. 386 - 387
Main Authors 本島柳司, 登田尚敬, 塚田勝彦, 山田修司, 本島悌司, 平原睦庸, 戸谷公比古, 有村博成, 久保田修平, 大木一郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 北関東医学会 01.11.2005
Kitakanto Medical Society
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ISSN1343-2826

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Summary:1型早期癌はその組織発生から1型早期癌と, ポリポイド癌があり, その鑑別は深達度および発育進展に関し重要である. 胃過形成ポリープが癌化することは極めて稀であると考えられ, が, 我々はこれまでに癌病巣を有する胃過形成ポリープ2症例を経験したので報告する. 胃過形成ポリープの癌化に否定的な見解を持つ人もいると思われるが, これら2症例を供覧し文献的考察を加えたい. 【症例1】58歳男性 胃集検で胃体中部小彎に山田IVがたのポリープを発見され内視鏡的ポリペクトミーをうけた. 【症例2】62歳女性 胃集検で同様に見つけられ, 内視鏡的ポリペクトミーをうけた.
ISSN:1343-2826