6. 当科における急性心筋梗塞回復期心臓リハビリテーション後の長期予後
1997~2003年に当科で回復期心臓リハビリテーションを実施した症例の予後や生活変容を調査した. 心臓リハ実施後平均5年8ヵ月の生存率は95%であった. 運動頻度は週1日以上が63.3%で, 喫煙率は12.5%であった. 不安尺度スコアは心臓リハ後の改善を維持していたが, BMIに変化はなく, QOLは発症時に戻っていた. 以上より, 心臓リハ効果は維持傾向にあったが, より長期間の維持のためには, 維持期心臓リハをいかに導入するか検討も必要であると考える....
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Published in | リハビリテーション医学 Vol. 43; no. 2; p. 121 |
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Main Authors | , , , , , , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本リハビリテーション医学会
18.02.2006
社団法人日本リハビリテーション医学会 The Japanese Association of Rehabilitation Medicine |
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ISSN | 0034-351X |
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Summary: | 1997~2003年に当科で回復期心臓リハビリテーションを実施した症例の予後や生活変容を調査した. 心臓リハ実施後平均5年8ヵ月の生存率は95%であった. 運動頻度は週1日以上が63.3%で, 喫煙率は12.5%であった. 不安尺度スコアは心臓リハ後の改善を維持していたが, BMIに変化はなく, QOLは発症時に戻っていた. 以上より, 心臓リハ効果は維持傾向にあったが, より長期間の維持のためには, 維持期心臓リハをいかに導入するか検討も必要であると考える. |
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ISSN: | 0034-351X |