プロダクトマップを用いた消費者の選択集合モデル構築法
本研究は選択集合を用いて, 消費者の多段階性選択行動を予測するモデルを提案する. 先行研究では, 考えられる全ての選択肢の組み合わせをモデルの中で考慮していたが, モデルの中で扱う選択肢数が増加するに従い, パラメータ推計に要する時間の急激な増加(組合せ爆発), コンピュータリソースに与える負荷の増大が大きな問題となっていた. 本研究では選択肢を事前にカテゴリー化し, 実際の消費者の選択行動に即したモデルを構築して, 組合せ爆発を防ぐと共に, マーケティング戦略上も有用な消費者の選択行動モデルを提案する....
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Published in | 行動計量学 Vol. 31; no. 2; p. 151 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本行動計量学会
10.09.2004
The Behaviormetric Society of Japan |
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ISSN | 0385-5481 |
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Summary: | 本研究は選択集合を用いて, 消費者の多段階性選択行動を予測するモデルを提案する. 先行研究では, 考えられる全ての選択肢の組み合わせをモデルの中で考慮していたが, モデルの中で扱う選択肢数が増加するに従い, パラメータ推計に要する時間の急激な増加(組合せ爆発), コンピュータリソースに与える負荷の増大が大きな問題となっていた. 本研究では選択肢を事前にカテゴリー化し, 実際の消費者の選択行動に即したモデルを構築して, 組合せ爆発を防ぐと共に, マーケティング戦略上も有用な消費者の選択行動モデルを提案する. |
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ISSN: | 0385-5481 |