A Study of a Rubric to Make Students Develop Criticism for Materia1s and Data in a New Subject United Periods for Integrated Study and Socia1 Studies

習得型学力と探究型学力とを一体化した学力を育成するために,総合的な学習の時間」と社会科とを統合・再編した新教科「総合社会科」において,学習到達目標である「資料批評力」のルーブリックを作成し,その効果を授業実践研究によって検討した。主たる結果を以下の2点に集約する。(1)本研究対象の生徒では,作成したルーブリックの活用により,資料批評力を高める自己評価を促進させていたことを示すデータを得た。(2)本ルーブリックを意識的に活用した事例生徒のレポート記述から,情報や数値データ等の資料の根拠と真偽性の確認過程と見られる,総合的学習としての問題解決過程の関連図を示した。...

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Bibliographic Details
Published inThe studies on educational practices Vol. 12; pp. 9 - 19
Main Authors 柳瀬 彬, 鈴木 克典, 山崎 貞登
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published The society for studies on educational practices 2008
教育実践学会
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ISSN1880-2621
2436-0945
DOI10.50841/kyoikujissen.12.0_9

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Summary:習得型学力と探究型学力とを一体化した学力を育成するために,総合的な学習の時間」と社会科とを統合・再編した新教科「総合社会科」において,学習到達目標である「資料批評力」のルーブリックを作成し,その効果を授業実践研究によって検討した。主たる結果を以下の2点に集約する。(1)本研究対象の生徒では,作成したルーブリックの活用により,資料批評力を高める自己評価を促進させていたことを示すデータを得た。(2)本ルーブリックを意識的に活用した事例生徒のレポート記述から,情報や数値データ等の資料の根拠と真偽性の確認過程と見られる,総合的学習としての問題解決過程の関連図を示した。
ISSN:1880-2621
2436-0945
DOI:10.50841/kyoikujissen.12.0_9