生活習慣病の食事指導

健康寿命短縮の最大要因の一つとして, 不健康な食生活(野菜や果物の不足, 全粒粉の不足, 赤身肉の過剰摂取, 食塩過剰摂取, 高エネルギーの清涼飲料の過剰摂取など)があり, これにより死亡リスクが21%上昇するとされる. 生活習慣病の予防, 健康寿命の伸延という点からも日常の食事は大切である. 栄養とは, 生体が, 物質を対外から取りいれて利用し, 成長, 発育, 生命を維持し健全な生活活動を営むことを指す. 同化反応と異化反応の過程が代謝である. たんぱく質, 脂肪, 炭水化物の三大栄養素のほかに, 無機質, ビタミンがある....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in総合健診 Vol. 48; no. 2; p. 249
Main Author 高橋敦彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本総合健診医学会 10.03.2021
Online AccessGet full text

Cover

Loading…
More Information
Summary:健康寿命短縮の最大要因の一つとして, 不健康な食生活(野菜や果物の不足, 全粒粉の不足, 赤身肉の過剰摂取, 食塩過剰摂取, 高エネルギーの清涼飲料の過剰摂取など)があり, これにより死亡リスクが21%上昇するとされる. 生活習慣病の予防, 健康寿命の伸延という点からも日常の食事は大切である. 栄養とは, 生体が, 物質を対外から取りいれて利用し, 成長, 発育, 生命を維持し健全な生活活動を営むことを指す. 同化反応と異化反応の過程が代謝である. たんぱく質, 脂肪, 炭水化物の三大栄養素のほかに, 無機質, ビタミンがある.
ISSN:1347-0086