「新しい生活様式」の普及に関する考察

「Abstract」 : 日本では新型コロナウイルス感染症への対策の一環として「新しい生活様式」が提唱されたが, この生活様式が社会に受け入れられるにあたっては幾つかの問題があると考えられる. そこで本稿ではまず, シラクサ原則や手続き的正義と照らし合わせ, 今回の政策に伴う問題点を検討した. また, これらの問題を乗り越える方法の一つとして, 功利主義に基づく解釈を示した....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inCBEL Report Vol. 3; no. 1; pp. 55 - 62
Main Author 遠藤卓也
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 東京大学生命・医療倫理教育研究センター 08.10.2020
Online AccessGet full text
ISSN2433-8443

Cover

More Information
Summary:「Abstract」 : 日本では新型コロナウイルス感染症への対策の一環として「新しい生活様式」が提唱されたが, この生活様式が社会に受け入れられるにあたっては幾つかの問題があると考えられる. そこで本稿ではまず, シラクサ原則や手続き的正義と照らし合わせ, 今回の政策に伴う問題点を検討した. また, これらの問題を乗り越える方法の一つとして, 功利主義に基づく解釈を示した.
ISSN:2433-8443