山崎論文に対するEditorial Comment

心原性脳塞栓は心房細動では最も危惧すべき合併症で, 心房細動を有する患者に対して血栓塞栓症予防のために左心耳を閉鎖あるいは切除する「左心耳management」は左心耳閉鎖用クリップが近年, 臨床導入され手術手技として保険償還が付いたため, 広く行われるようになった. 日本のガイドラインでは1) 心房細動手術時において, また2) 心房細動を合併しているが心房細動手術を行わない症例に対してもClass IIaで推奨されている....

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Published in心臓 Vol. 55; no. 2; p. 180
Main Author 深原一晃
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本心臓財団・日本循環器学会 15.02.2023
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ISSN0586-4488

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Summary:心原性脳塞栓は心房細動では最も危惧すべき合併症で, 心房細動を有する患者に対して血栓塞栓症予防のために左心耳を閉鎖あるいは切除する「左心耳management」は左心耳閉鎖用クリップが近年, 臨床導入され手術手技として保険償還が付いたため, 広く行われるようになった. 日本のガイドラインでは1) 心房細動手術時において, また2) 心房細動を合併しているが心房細動手術を行わない症例に対してもClass IIaで推奨されている.
ISSN:0586-4488