HApコーティング層へのアシストレーザー及びターゲット材料の違いによる効果

1.目的 これまで我々はレーザーを用いてセラミックスであるA1_2 O_3 や金属のTiにハイドロキシアパタイト(Ca_1 (PO_4 )_6 (OH)_2 :HAp)コーティングを行ってきた. 今回, レーザーアシスト・レーザーアブレーション法の効果とターゲットとなるHAp粉末の結晶性の違いによるコーティング層の変化を調べることを目的とした. 2.方法 結晶法の違うHAp粉末(HAp-100:微小粒子凝集体, HAp-200:六角柱状結晶, HAp-300板状結晶)を用いそれぞれ錠剤形成器でターゲットを作製した. これを用いレーザーアシスト・レーザーアブレーション法を用いてTi表面にHApコ...

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Published in日本レーザー医学会誌 Vol. 22; no. 4; p. 298
Main Authors 田中俊治, 中村正人, 甲藤正人, 中山斌義
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本レーザー医学会 28.12.2001
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ISSN0288-6200

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Summary:1.目的 これまで我々はレーザーを用いてセラミックスであるA1_2 O_3 や金属のTiにハイドロキシアパタイト(Ca_1 (PO_4 )_6 (OH)_2 :HAp)コーティングを行ってきた. 今回, レーザーアシスト・レーザーアブレーション法の効果とターゲットとなるHAp粉末の結晶性の違いによるコーティング層の変化を調べることを目的とした. 2.方法 結晶法の違うHAp粉末(HAp-100:微小粒子凝集体, HAp-200:六角柱状結晶, HAp-300板状結晶)を用いそれぞれ錠剤形成器でターゲットを作製した. これを用いレーザーアシスト・レーザーアブレーション法を用いてTi表面にHApコーティングを行った. レーザーは波長248 nmのKrFエキシマレーザーを使用した.
ISSN:0288-6200