認定輸血検査技師制度について

安全かつ有効な輸血を行う上で, 輸血検査技師の果たす役割は重要である. 輸血療法を実施する上で必要不可欠な知識ならびに検査技術を兼ね備えた技師を認定するとともに, このような技師を育成するにふさわしい施設を選定することを目的として本制度が発足したものと理解される. 本認定は日本輸血学会を始めとする関連4団体の協議に基づき, 特例認定を経て, 本年度において第1回の通常認定が実施されたところである. 本シンポジウムにおいて, 認定輸血検査技師制度についての概略を示すとともに, 認定技師ならびに施設の現状につき報告を行う....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本輸血学会雑誌 Vol. 44; no. 5; p. 667
Main Authors 辻肇, 服部真一, 井上寛之, 笹田裕司, 小黒博之, 吉栖正巳
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本輸血学会 01.09.1998
Online AccessGet full text
ISSN0546-1448

Cover

More Information
Summary:安全かつ有効な輸血を行う上で, 輸血検査技師の果たす役割は重要である. 輸血療法を実施する上で必要不可欠な知識ならびに検査技術を兼ね備えた技師を認定するとともに, このような技師を育成するにふさわしい施設を選定することを目的として本制度が発足したものと理解される. 本認定は日本輸血学会を始めとする関連4団体の協議に基づき, 特例認定を経て, 本年度において第1回の通常認定が実施されたところである. 本シンポジウムにおいて, 認定輸血検査技師制度についての概略を示すとともに, 認定技師ならびに施設の現状につき報告を行う.
ISSN:0546-1448