当院における気管支鏡下ステント留置術の検討

当院において軟性気管支鏡を用いた金属ステント留置術を実施した7例(平均年齢63歳, 男4名/女3名)を対象に臨床的検討を加えた. 疾患の内訳は原発性肺癌が3例, 甲状腺癌・食道癌・子宮癌・大動脈瘤が各1例. 狭窄部位は4例で気管, 3例で左主幹. 使用した金属ステントは, 4例でZ-stent, 3例でUltraflexステント. 症例ごとに適応と選択・合併症や偶発事項・留置前後の治療などを検討して, 当院におけるステント留置術の実情を提示したい....

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Published in気管支学 Vol. 24; no. 1; p. 64
Main Authors 筒井清行, 吉田正道, 久瀬望, 田口修, 足立幸彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本気管支学会 25.01.2002
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Summary:当院において軟性気管支鏡を用いた金属ステント留置術を実施した7例(平均年齢63歳, 男4名/女3名)を対象に臨床的検討を加えた. 疾患の内訳は原発性肺癌が3例, 甲状腺癌・食道癌・子宮癌・大動脈瘤が各1例. 狭窄部位は4例で気管, 3例で左主幹. 使用した金属ステントは, 4例でZ-stent, 3例でUltraflexステント. 症例ごとに適応と選択・合併症や偶発事項・留置前後の治療などを検討して, 当院におけるステント留置術の実情を提示したい.
ISSN:0287-2137