輸血歴のある献血者とHCVの関係

平成3年11月よりC型肝炎の感染を防ぐため輸血歴の有無の確認を行い輸血歴のある血液は, 輸血に使用しないことになった. 当センターに於ける, 平成3年11月から平成4年7月までの輸血歴のある献血者と一般の献血間との間で, HCV抗体等の検査項目について比較検討したのでその結果を報告する. 1. 輸血歴のある献血者と一般献血者とのHCV抗体等の陽性率の違い. 2. 輸血歴のある献血者の年齢別分析. 3. 輸血歴有りでHCV(+)の献血者のPHA法と, c100-3EIA法との比較結果....

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Published in日本輸血学会雑誌 Vol. 38; no. 6; p. 885
Main Authors 谷口万里子, 孝久由美子, 神谷省三, 豊岡重剛, 川瀬満雄
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本輸血学会 01.12.1992
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ISSN0546-1448

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Summary:平成3年11月よりC型肝炎の感染を防ぐため輸血歴の有無の確認を行い輸血歴のある血液は, 輸血に使用しないことになった. 当センターに於ける, 平成3年11月から平成4年7月までの輸血歴のある献血者と一般の献血間との間で, HCV抗体等の検査項目について比較検討したのでその結果を報告する. 1. 輸血歴のある献血者と一般献血者とのHCV抗体等の陽性率の違い. 2. 輸血歴のある献血者の年齢別分析. 3. 輸血歴有りでHCV(+)の献血者のPHA法と, c100-3EIA法との比較結果.
ISSN:0546-1448