YAG laserの口腔領域の血管腫への応用

Nd－YAGレーザーは止血, 凝固能にすぐれておりさらに光ファイバーの利用が可能であるという利点をもっている. 今回, 我々は口腔領域の血管腫に応用する機会を得たのでその概要を報告する. 症例は, 7歳から41歳までの3症例で, 女性2人, 男性1人であった. Nd－YAGレーザーは, (株)モリタ製作所製のDCL－50を用いた. 照射方法は, スライドグラスにて口腔内より圧迫して, 25Wに設定して, total4000～5000joule照射した. 経過は, 良好で, 術後3ヶ月で正常粘膜上皮の被覆を認めた....

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Published in日本レーザー医学会誌 Vol. 13; no. 1; pp. 71 - 72
Main Authors 永原國央, 兼松宣武, 磯貝昌彦, 広瀬尚志, 亀谷明秀, 榑沼修二, 田辺俊一郎, 森昌彦, 高井良招, 内藤亮治, 玄景華, 村瀬範泰, 住友伸一郎, 熊佐俊介, 山田和人
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本レーザー医学会 01.03.1992
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ISSN0288-6200

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Summary:Nd－YAGレーザーは止血, 凝固能にすぐれておりさらに光ファイバーの利用が可能であるという利点をもっている. 今回, 我々は口腔領域の血管腫に応用する機会を得たのでその概要を報告する. 症例は, 7歳から41歳までの3症例で, 女性2人, 男性1人であった. Nd－YAGレーザーは, (株)モリタ製作所製のDCL－50を用いた. 照射方法は, スライドグラスにて口腔内より圧迫して, 25Wに設定して, total4000～5000joule照射した. 経過は, 良好で, 術後3ヶ月で正常粘膜上皮の被覆を認めた.
ISSN:0288-6200