無名動脈起始部に限局した嚢状動脈瘤の手術治験例
無名動脈起始部に限局した嚢状動脈瘤に対して補助手段を使用せず単純遮断下に瘤切除および血行再建術を行い良好な結果を得た. 本例では術前の Matas' test 下の脳血管造影検査では対側よりの cross-filling は良好であり, 単純遮断法による血行再建術は症例を選択した上で施行すれば有用な術式であると考える....
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Published in | 日本心臓血管外科学会雑誌 Vol. 23; no. 5; pp. 372 - 375 |
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Main Authors | , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会
15.09.1994
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Summary: | 無名動脈起始部に限局した嚢状動脈瘤に対して補助手段を使用せず単純遮断下に瘤切除および血行再建術を行い良好な結果を得た. 本例では術前の Matas' test 下の脳血管造影検査では対側よりの cross-filling は良好であり, 単純遮断法による血行再建術は症例を選択した上で施行すれば有用な術式であると考える. |
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ISSN: | 0285-1474 1883-4108 |
DOI: | 10.4326/jjcvs.23.372 |