木曽川河口周辺における水田皮膚炎に関する研究 (2) 中間宿主貝に寄生する鳥類住血吸虫セルカリアの調査
愛知県海部郡一帯では水田作業中の農民に約40年前から鳥類住血吸虫セルカリアによる皮膚炎が発症していることが知られているが、ヒラマキモドキからGigantobilharzia属のセルカリアおよびヒメノモアラガイからTrickobilkarzia属のセルカリアの寄生を認めたことにより、両者によって最近の皮膚炎がおこっていることを推定した。...
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Published in | 日本農村医学会雑誌 Vol. 36; no. 4; pp. 923 - 927 |
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Main Authors | , , , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本農村医学会
30.11.1987
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Subjects | |
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ISSN | 0468-2513 1349-7421 |
DOI | 10.2185/jjrm.36.923 |
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Summary: | 愛知県海部郡一帯では水田作業中の農民に約40年前から鳥類住血吸虫セルカリアによる皮膚炎が発症していることが知られているが、ヒラマキモドキからGigantobilharzia属のセルカリアおよびヒメノモアラガイからTrickobilkarzia属のセルカリアの寄生を認めたことにより、両者によって最近の皮膚炎がおこっていることを推定した。 |
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ISSN: | 0468-2513 1349-7421 |
DOI: | 10.2185/jjrm.36.923 |