『哺乳類科学』60巻記念座談会―創立メンバーから次世代へ伝えたいこと

「60巻記念座談会の趣旨」「大舘」 : 哺乳類科学は2020年1月に60巻1号を発行する予定です. 発行して60回ということは人で言えぽ還暦にあたる大きな節目であります. これに先立ち昨年は, 金子之史さんが日本哺乳類学会設立に関してのレビューの労作を著されています [哺乳類科学58:289-331 (2018) ] . そして, この金子レポートに呼応する形で, 本号 (pp. 117-127) で日本哺乳類学会の母体の一つの哺乳類研究グループの創立メンバーである和田一雄さんに同グループの歴史についての見解を寄稿いただきました, 今日は哺乳類研究グループの他の創立メンバー - つまり『哺乳類...

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Published in哺乳類科学 Vol. 60; no. 1; pp. 129 - 137
Main Authors 藤巻, 裕蔵, 佐藤, 喜和, 齊藤, 隆, 大舘, 智志, 阿部, 永
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本哺乳類学会 01.01.2020
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ISSN0385-437X
1881-526X
DOI10.11238/mammalianscience.60.129

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Summary:「60巻記念座談会の趣旨」「大舘」 : 哺乳類科学は2020年1月に60巻1号を発行する予定です. 発行して60回ということは人で言えぽ還暦にあたる大きな節目であります. これに先立ち昨年は, 金子之史さんが日本哺乳類学会設立に関してのレビューの労作を著されています [哺乳類科学58:289-331 (2018) ] . そして, この金子レポートに呼応する形で, 本号 (pp. 117-127) で日本哺乳類学会の母体の一つの哺乳類研究グループの創立メンバーである和田一雄さんに同グループの歴史についての見解を寄稿いただきました, 今日は哺乳類研究グループの他の創立メンバー - つまり『哺乳類科学』の創刊メンバーでもある - の阿部永さん, 藤巻裕蔵さんのお二人に, 同グループ創立時の様子や哺乳類科学発行に至る経緯について, 当時の活動を中心にお話を伺い, 今後の哺乳類科学や日本哺乳類学会の発展への何らかのヒントをいただけたらと思います.
ISSN:0385-437X
1881-526X
DOI:10.11238/mammalianscience.60.129