OpenWHOを活用した新型コロナウイルス感染症に関する労働安全衛生教育

「はじめに」職場における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を目的とした様々なガイドラインやアセスメントツール, 教育コンテンツが開発されている. 代表的な国内のガイドラインとして, 日本渡航医学会と日本産業衛生学会が共同で「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド」を2020年5月(最終改訂2021年5月)に発行しており, その後, 職域での対策を念頭においた業種ごとのCOVID-19対策に特化したガイドラインやマニュアルが公開された. 医療機関を対象としたガイドラインやマニュアルについては, 日本医師会や日本環境感染学会が別に発行している. また, 職場で使用する感染予防...

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Published in産業衛生学雑誌 Vol. 65; no. 2; pp. 91 - 94
Main Authors 石丸, 知宏, 吉川, 徹, 森本, 泰夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本産業衛生学会 20.03.2023
日本産業衛生学会
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ISSN1341-0725
1349-533X
DOI10.1539/sangyoeisei.2021-049-W

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Summary:「はじめに」職場における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を目的とした様々なガイドラインやアセスメントツール, 教育コンテンツが開発されている. 代表的な国内のガイドラインとして, 日本渡航医学会と日本産業衛生学会が共同で「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド」を2020年5月(最終改訂2021年5月)に発行しており, その後, 職域での対策を念頭においた業種ごとのCOVID-19対策に特化したガイドラインやマニュアルが公開された. 医療機関を対象としたガイドラインやマニュアルについては, 日本医師会や日本環境感染学会が別に発行している. また, 職場で使用する感染予防や管理のためのアセスメントツールとして, 事業主が職場の対策の実施状況を確認するためのチェックリスト, 労働者参加に基づくアクションチェックリストや医療機関向けリスクアセスメントなどがある.
ISSN:1341-0725
1349-533X
DOI:10.1539/sangyoeisei.2021-049-W