国立長崎中央病院におけるペースメーカー治療の経験

1972年7月から, 1979年9月までの間に, 国立長崎中央病院を受診し, ペースメーカー植込みを受けた患者は40名であつた. これらの患者の性別は男21名, 女19名で性差はなく, 年令は28才から84才に及び, 平均年令は64.8才と高令である. これら40人のうち33人が大きな合併症もなく生存中である. 我々の少数例による経験からでも, この治療法が延命と生活の質の向上に対する寄与は大きいと思われる...

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Published in医療 Vol. 34; no. 12; pp. 1105 - 1110
Main Authors 小野, 彰夫, 岩本, 勲, 馬場, 尚道, 内田, 象之, 松尾, 和彦, 藤富, 豊
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 国立医療学会 1980
医療同好会
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ISSN0021-1699
1884-8729
DOI10.11261/iryo1946.34.1105

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Summary:1972年7月から, 1979年9月までの間に, 国立長崎中央病院を受診し, ペースメーカー植込みを受けた患者は40名であつた. これらの患者の性別は男21名, 女19名で性差はなく, 年令は28才から84才に及び, 平均年令は64.8才と高令である. これら40人のうち33人が大きな合併症もなく生存中である. 我々の少数例による経験からでも, この治療法が延命と生活の質の向上に対する寄与は大きいと思われる
ISSN:0021-1699
1884-8729
DOI:10.11261/iryo1946.34.1105