4検出器形RIA用放射線計測装置の検討

近時in vitro RIAはますます重要性を増し, かつ検体数の増加は著しいものがある. このため多数検体を厳密な精度管理の下で短時間内に処理することが要求されている. この要望に対して複数検体の同時計測装置が近年数社において開発されつつあり, その一部は実際に用いられるようになつてきた. 今回我々が使用する機会を得た4検出器形RIA用放射線計測装置(RMA-4H, 日立メディコ)もその一つで, とくに検出器の安定性, 複数検出器の感度, 操作性などについて基礎的検討を加えた結果, 良好かつ取扱いやすい装置で, 多項目多検体処理を行うにあたり, 十分な対応ができる装置であると考えられた....

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Published in医療 Vol. 36; no. 2; pp. 116 - 120
Main Authors 石橋, 章彦, 佐藤, 仁政, 高原, 淑子, 佐々木, 由三, 山下, 昌次, 安藤, 裕, 近藤, 誠, 与那原, 良夫
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 国立医療学会 1982
医療同好会
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Summary:近時in vitro RIAはますます重要性を増し, かつ検体数の増加は著しいものがある. このため多数検体を厳密な精度管理の下で短時間内に処理することが要求されている. この要望に対して複数検体の同時計測装置が近年数社において開発されつつあり, その一部は実際に用いられるようになつてきた. 今回我々が使用する機会を得た4検出器形RIA用放射線計測装置(RMA-4H, 日立メディコ)もその一つで, とくに検出器の安定性, 複数検出器の感度, 操作性などについて基礎的検討を加えた結果, 良好かつ取扱いやすい装置で, 多項目多検体処理を行うにあたり, 十分な対応ができる装置であると考えられた.
ISSN:0021-1699
1884-8729
DOI:10.11261/iryo1946.36.116